花火を遊ぶときの注意 明るさ編
ふと山のほうを見てみたらもう紅葉も終わりの季節ですね。
綺麗なオレンジ色も移り変わって少しずつ寒色に染まっていっています。
紅葉も原理としてはかいつまんで言うと葉の老化現象に関わる一種の現象みたいですね。
具体的にはクロロフィルの分解とかアントシアンの生成とかここで書いてもあまり意味はないのでKA☆TU☆A☆I。
つまり老化現象でありながらあれだけ美しいってすごいですよね。
個人的にも緑眩しい葉の色よりも紅葉の穏やかなオレンジのほうが好きですが、そういった方多いんじゃないですか?
老いても尚衰えぬ美しさ、とかなら良く聞きますが老いた方が美しいとは他の生物ではなかなかないような気がします。
日本人感覚として色の移り変わり、という現象自体に美しさを見出しているだけかもしれませんが。
人間は大体老いたらボケていっちゃうのも葉っぱと違って辛いところですね。
老いてるわけでもないのに最近もう話した話題についてあ、アレまだ話してなかった、みたいにループすることがありますw
さてさて。
美しい色の移り変わりは何であれ心にくるものがありますよね。
もちろん花火でもそうだからこそ「変色花火」という主役級ジャンルが存在するわけです。
安い単純なものでも白銀の火からぼやーっとオレンジがかるように色が変わったり、国産高級品ともなれば20回もの変色が楽しめる名品もあります。
そんな変色花火ですが意外とお客様の話を聞いているととってももったいない遊び方をしている方が多いんです。
もう花火全体にも言えることではあるんですが変色花火では特に鉄則ともいえることです!
なるべく周囲を暗くして遊ぶ!!
これが本当に大事なんです!
昼間だったり周りが明るかったりすると繊細な色の変化が見えないんですよね。
周りが暗ければ暗いほど色と色の変化の「その間」まで楽しめるんです。
花火は赤から突然ぱっと青に切り替わるわけではなくフェードアウトのような感じで変化していくのでその中間の色も一瞬出ます。
周りが明るいと色の変化も薄く見えてしまいこの中間色はほぼ見えないんですもったいない!!
なので変色花火を、その芸術性を100%楽しむにはしっかり暗くなってから、中間色にも注目して遊んでみてください!
更に多くの色の移り変わりが楽しめますよ!
そうそう色の移り変わりといえば、ふと山のほうを見たときに紅葉が終わりの(以下無限ループ)
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